フヴァル島の人気観光名所『フヴァル城塞(スペイン砦)』について解説いたします。
私は2019年の秋にフヴァルタウンを旅行してこの砦にも登らせていただきました。
こちらの観光スポットはとても高い場所にありそうですが、正しい道から入ればアクセスも悪くありません。
城塞まで行く方法は徒歩のみです。
この後、写真付きでフヴァル要塞への行き方を詳しくご紹介いたしますね。
上の写真の通り要塞から眺めた旧市街&アドリア海の景色はとっても素敵だったので、フヴァル観光の際はこのとっておきの場所を旅程に加えることをオススメいたします。
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フヴァル城塞へのアクセス
旧市街からの距離や所要時間
上の写真はフヴァルタウンの中心である聖ステパノ広場ですが、城塞まではこちらの場所から北へ道のり1kmもありません。
地図上の直線距離だともっと近くに見えますが城塞は丘の上にそびえていますので途中からクネクネとした登り坂が続きます。
この写真の左に城塞へ最短距離で行ける通路があります。
聖ステパノ広場から城塞の入り口までの移動時間は20分ほど。
そして、砦まで登ってから城塞観光自体に要する時間は写真撮影もしながらだと30分~1時間はかかると思います。
したがって、「フヴァルタウン→フヴァル城塞→フヴァルタウン」の観光全体では1時間半はみておくといいのではないでしょうか。
フヴァル城塞の建造物自体はそれほど大きくありませんが、
風景が美しいので色々な写真を撮りたくなるでしょうし、とても小さい場所ですが展示物やヴェネチア共和国時代の牢獄を見学できたりもします。
城塞への詳しい行き方【写真付き】
城塞への行き方のポイントは2つあります。
・城塞へ入る道への入り口を間違えないこと
・途中で道を外れないこと
城塞へ続く道には先ほどご説明したフヴァルタウンの中心地『聖ステパノ広場』から入ります。
上の写真はその広場から撮影しており中央の小道が城塞への最短経路になっております。
こちらが第一のポイントでここから入れば普通は迷わずにたどり着けると思います。

途中に『ベネディクト女子修道院』があります。
フヴァルタウンの数少ない観光名所の1つです。
ここの女子修道士の手編みのレースは高名ですのでついでに立ち寄って見学するのもありです。

それからはひたすら登り坂です。
ドブロヴニク旧市街の山側と似ていて結構きついです。

二分の一くらい進んだところで上の写真のようなそれらしいゲートがあらわれます。
ここからフヴァル城塞の敷地に入ります。
この後もひたすら道なりなので問題ないでしょう。

ただし、途中で1箇所だけ上の写真のような分かれ道があります。
地面にバッテンマークが描かれているのでそっちには行きません。
こちらが第二のポイントです。
ここで道を外れなければあとは道なりにクネクネと登りながら城塞までたどり着くことができます。
ちなみに道の途中には至る所に不気味な石積みがありますのでついでに見てください。
チケット料金や営業時間など
フヴァル城塞の入場料
城塞への入城料金は2019年秋時点で大人50kn(約850円)・7-16歳の子ども25kn(約420円)です。
ただし、クロアチアの他の観光都市でもそうですが人気の観光名所の入場料は年々上昇しています。
また日本円換算では為替の影響も受けるのであくまで参考程度にお願いします。
営業時間
営業時間もシーズンによって変わります。
2019年の夏は9:00~23:00だったそうです。
私が訪れた秋には9:00~19:00でした。
城塞の中にはカフェや小さな土産屋もあります。
土産屋ではフヴァル島のお土産として人気のラベンダーグッズも売られています。
城塞観光はオススメ?どんな景色?
とってもオススメです。
ビーチでいっぱい泳いで疲れて登れない〜みたいな場合を除いて絶対に登るべきです。
なぜなら城塞から見える景色が絶景だから。
クロアチアやヨーロッパの絶景の中でもとりわけ美しいです。
フヴァル島自体が「ヨーロッパで最も美しい島(Hvar, the most beautiful island)」と呼ばれているそうですが、
その理由もこの城塞から見える景色にあるのではないでしょうか。
時間がある方やカメラマンの方は昼に登ってサンセットまで撮影してから下りるのがオススメです。